色はどこから移る?
生地の表面だけでなく、裏面、縫い目、糸、装飾、小物が関わることもあります。濃色や鮮やかな色は注意して扱いますが、色だけで特定のボディとの相性を判断することはできません。
IRISは色移りの少なさを意識して素材を選んでいます。それでも、ボディの配合、接触時間、圧力、衣装の状態による違いがあります。日本製や高級という言葉だけで、色移りゼロとは考えないでください。
新しい衣装を大切なボディに着せる前に
- 適合を確認正確なボディ型番と材質を確認します。シリコンとTPEは同じではなく、「シームレス」という呼び方だけでは材質を特定できません。
- 慎重に試すボディと衣装の製作者の適合確認方法に従います。目立たない場所で問題がなくても、長時間の接触まで安全と保証する試験ではありません。
- 長時間の圧迫を避けるきつすぎるサイズや、長期間の放置を避けます。初めて使うときは接触部を頻繁に確認し、撮影後は脱がせましょう。
- 必要なら適合する保護層を無染色の適合するインナーや一時的な保護層で、直接接触を減らせる場合があります。しわや厚みを作らず、その保護材自体が移染や貼り付きを起こさないか確認します。粉だけでは染料を遮断できません。
撮影が終わったら
衣装を外し、両方の表面を確認して別々に保管します。新しい跡があれば、原因が分かるまでその組み合わせの使用を止めてください。ボディ型番、衣装、着用時間、条件と写真を残すと、相談時に状況が伝わりやすくなります。
IRIS / FREE GUIDEBOOK
シームレスボディの色移り予防ガイド
接触テスト、バリアとインナー、撮影・展示・保管、週間チェック表をまとめた無料ガイドブックです。日本語原本と、注意点を補足した英語版をダウンロードできます。
日々のお手入れに取り入れること
- 確認と記録:ボディの材質、衣装の裏地、接触時間、温湿度を記録。原本の24時間テストもボディを染める可能性があるため、メーカーが認める予備素材で試し、変化があれば中止します。
- 接触を減らす:適合する白・淡色のインナーやライナーを使います。ラップは短時間の補助とし、締めつけや蒸れを避けて使用後に外します。パウダーだけでは染料を遮断できません。
- 撮影後に脱がせて点検:原本の撮影1〜3時間・展示6〜8時間は点検の目安で、安全保証ではありません。濃色の衣装は着せたまま保管せず、週末には影・変色・べたつきを確認します。
原本は改変せず掲載しています。原本にはTPEとシリコーンの表記が混在し、10% BPOを24〜72時間使用する例があります。既存記事の12時間例とは条件が異なり、いずれも全ボディへの適合を確認した手順ではありません。油・洗剤・薬剤・パウダーはボディと衣装のメーカーが認めるものを使い、指定の方法を優先してください。
参考資料・関連情報IRIS12DDA:シームレスボディの色移りガイド(BOOTH) ↗
図:IRIS12DDA編集用図解。一般的なケア情報は、個々の衣装やボディを試験した結果ではありません。